こんにちは、
ズボラさんでも楽しめる
家庭菜園ブログのくらこまです!
苗を購入し、いざ植え付ける時になって「どうすればいいんだろう?」と感じたことはありませんか?
そんな初心者の方に向けて、この記事では、簡単にできる苗の植え付け方法をご紹介します。
ゆるく楽しくお読みいただけたら幸いです。
必要なもの
苗の植え付けに必要なものは以下のとおりです。
なお、植物によって必要なものが変わることもありますので、育てる植物に合わせて準備してくださいね。
必要なもの
- 苗(育てる野菜の苗)
- プランター
- 鉢底石や鉢底ネット
- 野菜用の培養土
- 水+水をまくもの
- 支柱+ひも(茎のある苗用)
あると便利なもの
- 手袋(土が手に付かないように)
- シャベルやスコップ
- 防虫ネット(防虫対策用)
基本的なプランター栽培に必要な道具をまとめた記事もありますので、良かったらご覧ください。

苗の選び方
苗を選ぶとき、どの苗を選ぶか迷ったことはありませんか?
初心者でも簡単に良い苗を見分けられるポイントを別の記事でご紹介していますので、良かったらご覧ください。

苗の植え付け
鉢底石や鉢底ネットを敷く
プランターの底に鉢底石や鉢底ネットを敷きます。
どちらも水はけを良くし、根腐れを防ぐ役割があります。
プランターの大きさや育てる植物に合わせて、どちらを使うか選んでくださいね。
また、鉢底石はネット入りのものを使うと、土を入れ替えるときに石をまとめて取り出せるので、後片付けがラクです。ネット入りも売っていますが、洗濯ネットや排水ネットなどに入れて使用することもできます。
画像は、台所の三角コーナー用ネットに入れ、輪ゴムでとめたものですが、大きめの洗濯用ネットを活用するとラクです。
土を入れる
プランターに野菜用培養土または育てる植物に合った土を入れます。
土の高さはプランターの縁(ふち)から2~3cm下を目安にしてください。この空間を「ウォータースペース」といい、水やりのときに土や水があふれないようにする役割があります。
植え穴を掘る
苗の入っている育苗ポットがすっぽり入る程度の幅の穴を掘ります。深さは、育苗ポットの土がプランターの表面と同じくらいになるように掘ります。
実際に育苗ポットごと入れてみると、穴の大きさがちょうどよいか確認しやすいです。
また、植物によっては、プランター表面より高く植える「浅植え」や、プランター表面より低く植える「深植え」が適している場合もあります。
育てる植物に合わせて植え付け方法を選んでくださいね。
苗を育苗ポットから出す
人差し指と中指の間に苗の茎がくるように手を添え、育苗ポットごと軽く下向きにして、そっと苗を取り出します。
このとき、苗の根を傷つけないように気をつけてください。
苗を植える
掘っておいた穴に苗を丁寧に植え付けます。
土を苗の周りに寄せる程度で、苗の茎部分まで埋まらないように気をつけてください。
手のひらで押さえる
土の上から手のひらで軽く押さえ、土と根っこを密着させます。
支柱を立てる
トマトやナスなどの茎が伸びる野菜の苗は、風で倒れないように短い支柱(割りばしでも代用できます)を立て、麻ひもなどで茎を支柱に固定します。
麻ひもで固定するときは、支柱と茎の間でクロスさせ、八の字になるようにして結ぶのがポイントです。
このとき、茎が成長するスペースを確保するため、強く結ばずに少し余裕をもたせるようにしてくださいね。
水をたっぷり与える
プランターの下から流れ出るくらいたっぷりと土全体に水をかけ、苗と土をしっかりとなじませます。
その後の水やり
水やりは、土の表面が乾いたら、プランターの底から流れ出るくらいたっぷりと与えます。夏場などは頻繁に水やりが必要ですが、冬は土が乾きにくいので水やりするときは注意が必要です。
水の与えすぎは根腐れの原因にもなりますので、土の表面が乾いてから水を与えるようにしてくださいね。
注意点
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根を傷つけないように:苗を育苗ポットから取り出すときは、根を傷つけないように気をつけてください。
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植え付けの深さを調整:苗の茎部分が土に埋まらないように気をつけてください。
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水やりをしっかり:植え付け後は、土と苗がしっかり馴染むようにたっぷり水を与えてください。
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強い日差しや風に注意:植えたばかりの苗は、強い日差しや風から守るため、数日は日陰に置くと安心です。
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病害虫に気をつける:植え付け後は、害虫や病気が出ないように定期的にチェックしてください。必要に応じて防虫ネットなどで対策してください。
まとめ
苗の植え付けは、ちょっとしたコツを押さえれば初心者でも簡単にできます。
また、植物によって苗の植え付け方が違いますので、育てる野菜に合った方法を知ることが大切です。
今回は苗の植え付け方法についての記事でした。
自分で育てたものを食べると、より一層美味しく感じますよね。さらに、その成長過程にも癒されます。
ズボラさんでも楽しめる家庭菜園。
参考になれば嬉しいです。
共有の喜びと、心からの感謝を込めて、
最後までお読みいただきありがとうございました。