こんにちは、
ズボラさんでも楽しめる
家庭菜園ブログのくらこまです!
水耕栽培で間引いた苗、捨ててしまうのはもったいない!実は、他の容器に植え替えれば、引き続き育てることができるんです。
この記事では、初心者でも簡単にできる、水耕栽培で間引いた苗を他の容器に植え替えて育てる方法をご紹介します。
ゆるく楽しく読んでいただけたら嬉しいです。
間引きとは
間引きとは、成長の過程で密集している苗や植物の一部を取り除く作業です。
これにより、残った苗に十分なスペースと栄養を与え、健康的に育てることができます。
水耕栽培の育て方
水耕栽培での育て方は、こちらにまとめました。
間引きのタイミングや方法もありますので、よかったらご覧ください。

植え付け前の準備
用意するもの
- 植え替える苗:根っこのついている苗を用意してください。
- その他に用意するもの:水耕栽培で必要なものと同じです。
水耕栽培で必要なものは、こちらにまとめましたので、良かったらご覧ください。

準備
- ボウルにザルをセットします。
- ザルにハイドロボールを入れます。
※ハイドロボールを初めて使うするときは、何回か水ですすいでください。
- 水をハイドロボールが浸かるくらいまで入れます。
※きちんと根が張るまでは水道水で育てます。 - 水をやや多めに入れておくと、植え付けがしやすくなります。
間引きした苗を植え付ける
間引き
密集している苗を根っこごとやさしく引き抜きます。
間引きのタイミングや方法についてはこちらをご覧ください。
植え付け
- 引き抜いた苗を、用意しておいた容器にそのまま植え付けます。
・植え付ける場所にくぼみを作っておくと、苗が植えやすくなります。
・もし根っこが長くて植え付けにくいときは、根っこの先端を少し切ると植えやすくなります。 - 周りのハイドロボールを軽く寄せて根元を覆いながら、なるべく苗がまっすぐ立つように整えます。
※苗が深く埋まりすぎないように気をつけてください。 - 間引いた苗が複数あるときは、同じように植え付けます。
※苗同士が重ならないように、適度な間隔をあけて植え付けてください。 - 植え付け後は、水の量をハイドロボールの頭が水面から少し出るくらいの高さに調整してください。
植物の根っこがザルからはみ出てきたら
順調に成長すると、植物の根っこがザルの底からはみ出てきます。
このタイミングで容器に入れていた水を養液に変更します。
養液の準備
水耕栽培では、「養液」を使って植物に栄養を与えます。
養液とは
水耕栽培用の肥料を適量の水に溶かした液体のことです。
※肥料はパッケージに「水耕栽培用」と書かれているものを使ってください。
養液の作り方
今回使用した水耕栽培用の肥料は「微粉ハイポネックス」です。
空の2Lのペットボトルに、微粉ハイポネックスを2g入れ、水で溶かして養液を作りました。
詳しい説明や方法はこちらをご覧ください。
養液を入れる
養液の量は、成長過程で少し調整が必要です。次にタイミングと入れる量の調整方法をご説明します。
根の長さにバラつきがあるとき
植え付け後は、根っこの長さにバラつきがあるため、一番短い根っこが養液に届くように調整してください。
- 養液を入れる目安:ハイドロボールの半分くらいの高さに養液を入れると、全ての根っこが養液に届きやすくなります。
全体に根っこが伸びたら
成長して、ザルの底から全体的に根っこが伸びてきたら、養液の量を調整します。
- 養液を入れる目安:根っこの先端が軽く養液に触れるくらいの高さに調整してください。
ザルとボウルの間に空間を作る(あると便利)
植物の根っこは、空気にふれる部分と水につかる部分が必要です。
養液の量を調整することで対応できますが、あらかじめザルとボウルの間に空間を作っておくと、管理がラクになります。
必須ではありません。
下画像は一例です。猫除けマットをボウルに入れ、その上にザルをのせて空間を作っています。
詳しい説明や方法についてはこちらをご覧ください。
大きい容器へ植え付け方法
大きい容器への植え付け方法は、こちらにまとめましたので、良かったらご覧ください。

まとめ
水耕栽培で間引いた苗を他の容器で育てると、種から育てるより手間が少なく、簡単に育てられます。
また、間引きして植え替えた苗は、根を張って成長を始めるのに少し時間がかかるため、間引きしていない苗より成長が遅くなります。
成長に差が出ることで、収穫を長く楽しむことができます。
今回は、水耕栽培で間引きした苗を他の容器に植え替えて育てる方法についての記事でした。
自分で育てたものを食べると、より一層美味しく感じますよね。さらに、その成長過程にも癒されます。
ズボラさんでも楽しめる家庭菜園、参考になれば嬉しいです。
共有の喜びと、心からの感謝を込めて、
最後までお読みいただき、ありがとうございました。