こんにちは、
ズボラさんでも楽しめる
家庭菜園ブログのくらこまです!
この記事では、初心者でも簡単な、
ししとうのプランター栽培(苗植え付け~収穫まで)と、
辛くなる原因とその対策
についてご紹介します。
ゆるく楽しくお読みいただけたら幸いです。
栽培の目安(関東地方)
植物名 | ししとう |
科目 | ナス科 |
苗植え付け月 | 4月~5月 |
収穫月 | 6月~10月 |
手間 | ★★☆ |
難易度 | ★☆☆ |
難易度理由 | アブラムシ等の防虫対策必要だが、比較的育てやすい。 ストレスで辛くなる。 |
プランターサイズ | 直径・深さともに30cm以上 |
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★が多い=手間かかる、難易度高い
☆が多い=手間少ない、育てやすい
※くらこま独自の判断です
【主なストレスの原因】
■ 乾燥
■ 水分不足
■ 暑さ
■ 肥料切れ
■ 昼夜の温度差
■ 害虫被害
辛みのもとは「カプサイシン」というトウガラシの主成分です。
ストレスによって「カプサイシン」を多く含む辛いししとうができてしまいます。
栽培方法
ししとう、ピーマンは、育て方がほとんど同じです。
苗のときは、見た目も似ています。
詳しい栽培方法は、こちらをご覧ください。
栽培方法
■ 苗の購入:園芸店や、ホームセンター等で購入できます。
■ 苗を選ぶポイント:虫に食われていない節の間隔が狭い苗を選びます。
■ プランターサイズ:直径・深さともに30cm以上のプランターを使用します。
■ 植え付け:育苗ポットの土の表面とプランターの土の表面が同じ高さになるように植え付けます。
■ 支柱の設置
・仮支柱:強風で苗が倒れるのを防ぐために、仮支柱を立て、苗を固定します。
・固定方法:麻ひもで固定するときは、八の字にして苗を仮支柱に固定します。
・成長後の支柱:大きく成長してから支えるための支柱も設置しておきます。
■ 追肥:植え付けから3週間後、追肥を開始します。
・化成肥料の場合は、2週間ごとに追肥
・液体肥料の場合は、1週間ごとに追肥
■ 開花:小さな白い花が下向きに咲きます。一番目の花が咲いたら、その花から下のわき芽をすべて摘み取ります。
■ 一番果:最初にできたししとうは小さいうちに収穫します。
■ 剪定:葉が密集してきたら剪定し、風通しを確保します。
栽培期間
2023年5月1日 ~ 2023年10月26日まで収穫を楽しみました。
育て始めは、辛味は気になりませんでした。
9月後半くらいから、だんだん辛味がでてきました。
ピーク時に比べると、だんだん収穫量は減ってきましたが、10月に入っても小さな花をたくさん咲かせ、実をつけてくれました。
辛くなる原因とその対策
家庭菜園で育てたししとうを料理に使ってみたら、予想外に辛かった経験はありませんか?
ししとうは通常、甘みのある優しい味が特徴ですが、時には驚くほど辛くなることがあります。
ししとうが辛くなる原因とその対策についてご紹介します。
辛くなる原因
ししとうが辛くなるのは「ストレス」が原因です。
ししとうの辛み成分は「カプサイシン」で、これはトウガラシにも含まれる主成分です。
ストレスを受けると、「カプサイシン」を多く生成し、結果的に辛くなってしまいます。
以下に、主なストレスの原因についてご説明します。
乾燥
■ 環境や土壌が水分を失って乾燥した状態です。
■ ししとうは乾燥に弱い植物です。
■ 土壌が乾燥すると、ストレスを感じて辛味成分であるカプサイシンを増やすことがあります。
水分不足
■ 植物が必要な水分を摂取できない状態です。
■ 水分不足も乾燥と同様にストレスを与えます。
■ 土壌が湿っていても、植物の根が健康な状態でないために水分を吸収できないこともあります。
暑さ
■ 高温によるストレスは植物にとって過酷で、ししとうも例外ではありません。
■ 猛暑が続くとカプサイシンの生成が促進されます。
肥料切れ
■ 肥料が不足すると、成長の過程でストレスを感じ、辛味が増すことがあります。
■ 特に窒素、リン酸、カリウムのバランスが崩れると、辛味に影響が大きいです。
■ 株の栄養不足や、おとろえも、辛味の増加につながります。
昼夜の温度差
■ 昼夜の温度差が大きいと、その環境に適応しようとストレスを感じ、辛味が増すことがあります。
害虫被害
■ 害虫が葉や茎を傷つけると、植物は防御反応として辛味成分を増やすことがあります。
辛味を抑える対策
適切な水やりや肥料管理、温度管理をすることで、ストレスを最小限に抑え、辛味をコントロールできます。
以下に、主な対策についてご説明します。
水やり
■ 定期的に水やりを行い、土が乾燥しないように気をつけます。
■ 暑い時期は、朝と夕方に水やりを行い、昼間の水やりは避けます。
■ 水道から出てくる水が熱くなっていないか注意してください。
土のカバー
■ 土をカバーすることで湿度を保ち、暑さから根っこを守ることができます。
■ マルチシートや、ウッドチップ、ワラ等を使って土をカバーすることで、日差しを和らげ、土壌の温度上昇を防ぎます。
暑さ対策
■ 遮光ネットを使用し、日差しを和らげ暑さから苗を守ります。
■ 朝や夕方など涼しい時間帯に水やりを行うことで、植物へのストレスを軽減できます。
肥料の与え方
■ 植え付けから3週間後、追肥を開始します。
■ 肥料を与える目安
・化成肥料の場合は、2週間ごとに追肥します。
・液体肥料の場合は、1週間ごとに追肥します。
■ 肥料が少なすぎても、多すぎても良くないので、植物の成長を見ながら調整します。
昼夜の温度差対策
■ 猛暑や寒さから守り、昼夜の温度差を少なくするために、遮光ネットや不織布を使用します。
害虫被害対策
■ 虫に食われる前に防虫スプレーをかけておきます。
■ 防虫スプレーをかけるときは、暑い時間帯は避けます。
■ 定期的に葉や茎を観察し、早期に害虫を発見して駆除します。
品種の違い
■ ししとうには品種間の違いがあり、元々辛味が強い品種も存在します。
■ 栽培前に品種選びが重要です。
辛いししとうを見分けるコツ
先がとがっているししとうは、辛い
■ 画像上:辛味が出る前のししとう。先端がとがっていません。
■ 画像下:辛味があったししとう。先端がとがっています。
その他のポイント
■ 細長く、小さめ。
■ 表面にシワや凹凸が多い。
■ 種の数が少ない。
これらのポイントを参考にすると、ある程度は辛いししとうを見分けることができます。
しかし、該当するししとうが全て辛いというわけではないようです。
完全に見分けるのは難しいですが、辛いのが苦手な方は避けた方が安心かと思います。
■ 苗の購入:園芸店や、ホームセンター等で購入できます。
■ 苗を選ぶポイント:虫に食われていない節の間隔が狭い苗を選びます。
■ プランターサイズ:直径・深さともに30cm以上のプランターを使用します。
■ 植え付け:育苗ポットの土の表面とプランターの土の表面が同じ高さになるように植え付けます。
■ 支柱の設置
・仮支柱:強風で苗が倒れるのを防ぐために、仮支柱を立て、苗を固定します。
・固定方法:麻ひもで固定するときは、八の字にして苗を仮支柱に固定します。
・成長後の支柱:大きく成長してから支えるための支柱も設置しておきます。
■ 追肥:植え付けから3週間後、追肥を開始します。
・化成肥料の場合は、2週間ごとに追肥します。
・液体肥料の場合は、1週間ごとに追肥します。
■ 開花:小さな白い花が下向きに咲きます。一番目の花が咲いたら、その花から下のわき芽をすべて摘み取ります。
■ 一番果:最初にできたししとうは小さいうちに収穫します。
■ 剪定:葉が密集してきたら剪定し、風通しを確保します。
■防虫スプレーは、夏の昼間の暑い時間帯は避けます。
■受粉せずに花が落ちてしまうときは、めしべの長さで株の状態を確認することができます。
・めしべが短いときは、株が疲れている状態です。
■わき芽とりは、晴れた日におこないます。
■最初の実は、小さいうちに収穫します。
■剪定方法は、内側に向いて生えている方の枝を切ります。
辛くなる原因は、「ストレス」です。
【主なストレスの原因】
■ 乾燥
■ 水分不足
■ 暑さ
■ 肥料切れ
■ 昼夜の温度差
■ 害虫被害
辛みのもとは「カプサイシン」というトウガラシの主成分です。
ストレスによって「カプサイシン」を多く含む辛いししとうができてしまいます。
辛味を抑える対策 まとめ
■ 水やり
■ 土のカバー
■ 暑さ対策
■ 肥料の与え方
・植え付け3週間後、追肥を開始
・化成肥料の場合は、2週間ごとに追肥
・液体肥料の場合は、1週間ごとに追肥
■ 昼夜の温度差対策
■ 害虫被害対策
■ 品種の違い
今回は
初心者でも簡単な、
ししとうのプランター栽培(苗植え付け~収穫まで)と、
辛くなる原因とその対策
についての記事でした。
自分で育てたものを食べると、より一層美味しく感じますよね。
さらに、その成長過程にも癒されます。
ズボラさんでも楽しめる家庭菜園
参考になれば嬉しいです。
共有の喜びと、心からの感謝を込めて、
最後までお読みいただき
ありがとうございました。